満ちたり、欠けたり

  • 月/Moon
  • 直径:3,474km
  • 地球からの距離:
    384,400km

三日月、半月、満月と、月のみかけの形は日々変化していきます。なぜでしょうか?

月は自ら光る天体ではなく、太陽の光を反射して輝いているからです。月は地球のまわりを約27日かけて回りながら、地球と一緒に太陽のまわりを回っているので、月と地球と太陽の位置関係は日々変わっていきます。

満月の日には、月は太陽の光を正面から浴びています。それを地球にいる私たちが正面から見ている、つまり、月と太陽の間に地球がある。月-地球-太陽の順に並んでいます。

半月の日はどうでしょうか?月が輝いている方向に太陽があります。つまり、月と地球の並びに直角の方向に太陽があります。

新月の日には、月の裏側が太陽に照らされています。太陽と同じ方向に月があるので、地球からは見えにくくなります。つまり、太陽-月-地球の順にならんでいます。

月はいつも同じ面を地球に向けています。それは地球のまわりをまわっている間に、自分自身も1回転しているからです。