- 小惑星/Asteroid
- ケレス/Ceres
- 直径:939km
- 太陽からの距離:
413,910,000km/
2.7668au
火星と木星の間には「小惑星帯(しょうわくせいたい)」と呼ばれる領域があり、数百万個以上の小惑星があると考えられています。
最初に発見された小惑星が、ケレスです。1801年の発見当初は新惑星とみなされましたが、近くの軌道に同じような天体が続々と見つかったので、まとめて小惑星と呼ぶようになりました。直径約952kmのケレスは小惑星帯の中で一番大きな存在で、2006年に準惑星(じゅんわくせい)に分類されました。
他の領域にもたくさんの小惑星が発見されています。木星とほぼ同じ軌道を回るトロヤ群小惑星や、イトカワやリュウグウのように地球に接近する軌道を持つ小惑星もあります。
イトカワは、大小二つの塊がくっついたようなピーナッツ型で、最長部約535m、最短部約209mです。「はやぶさ探査機」が観測を行い微粒子を採取し地球へ持ち帰るサンプルリターンに成功しました。
「はやぶさ2」が探査に挑戦したリュウグウは、直径約900m、そろばん玉のような形をしています。イトカワより原始的な小惑星で水や有機物が含まれると推定されています。